和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2022年05月22日(日)

みなべで日本ウミガメ会議 ボランティアや研究者が情報交換へ

日本ウミガメ会議の開催をPRするのぼり(和歌山県みなべ町芝で)
日本ウミガメ会議の開催をPRするのぼり(和歌山県みなべ町芝で)
 和歌山県みなべ町で16、17日、「第30回日本ウミガメ会議みなべ大会」(NPO日本ウミガメ協議会、実行委員会主催)がある。紀伊半島や全国のウミガメの上陸、産卵状況について、各地で活動するボランティアや研究者が報告したり、ウミガメと海洋ごみの問題についてシンポジウムをしたりする。子どもが楽しめるイベント「移動水族館と移動博物館」もあり、主催者は参加を呼び掛けている。

 会議は1990年に鹿児島県で第1回を開催。以降、毎年、ウミガメにゆかりのある地で開いている。みなべ町での開催は93年の第4回に続いて2回目。町は本州有数のアカウミガメ産卵地で、同NPOや地元団体、ボランティアが調査、保護活動を続けており、大会では自然や町の魅力を全国に発信したいと考えている。町、町教育委員会、町商工会、みなべ観光協会、みなべウミガメ研究班、青年クラブみなべが共催する。

 大会は、全国でウミガメ保護に関わる人や研究者、学生らが集まりウミガメについて情報交換する場で、今大会では250人ほどの参加を見込んでいる。15日は関係者がアカウミガメの産卵地、千里の浜を見学したり、ふ化率調査をしたりする。16、17日の大会は同町山内のホテル&リゾーツ和歌山みなべを会場に一般公開する。県内の人と高校生以下は無料で参加できる。

 プログラムは16日が午前9時から開会式、9時半からセッション「紀伊半島のウミガメ」があり、みなべウミガメ研究班やすさみ町立エビとカニの水族館、串本海中公園センターなど10団体が発表する。11時50分から記念写真の撮影、午後1時から「全国のとりまとめ2019」、3時からミニシンポジウム「海洋ごみとウミガメ」、4時半から研究・保護活動のポスター発表。17日が午前9時から口頭での研究・保護活動発表、午後0時半閉会式を予定している。

 16日は午前10時~午後4時、ホテル&リゾーツ和歌山みなべ駐車場内の特設会場で「移動水族館&移動博物館」がある。すさみ町立エビとカニの水族館と県立自然博物館の協力で、ウミガメや淡水ガメ、海辺の生き物に触れることができる。申し込み不要で当日会場に行けばよい。

 問い合わせは、みなべ町教育委員会(0739・74・3134)へ。