和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年12月16日(月)

介護予防のきっかけに デイサービス施設が出張体操教室

廣畑将紀さん(右)の指導で体操に取り組む参加者=和歌山県田辺市新万で
廣畑将紀さん(右)の指導で体操に取り組む参加者=和歌山県田辺市新万で
 和歌山県田辺市秋津町のデイサービス施設「リハプライドあきづ」は、市内の集会所などに出向き、地元の高齢者を対象に介護予防の体操教室を開いている。

 同施設はリハビリに特化したデイサービス施設。出張教室は、地域で介護予防への関心を高めてもらおうと、6月からボランティアで始めた。現在は、新万と東山の老人会の活動として取り組んでいる。

 新万万寿会の体操教室「のびのび体操」は原則毎月第2、4月曜、新万団地集会所(田辺市新万)で開催。施設長の廣畑将紀さん(29)が講師を務め、70代~90代の15人ほどが参加している。

 このほど開かれた教室では、参加者が椅子に座って腕や足を動かしたり、立ち上がって左右に足を動かしたりして約45分の簡単な体操に取り組んだ。「脳トレ」を兼ね、腕や足を使ったじゃんけんなども皆で楽しんだ。

 体操教室の世話人を務める堺順子さん(81)と福田ナミエさん(83)は「教室が始まって半年になる。皆で集まって体を動かすのは楽しい。ここで習った体操を家ですることもある。新しいメンバーも増えてきた」と話す。

 廣畑さんは「教室に参加しようという人は前向きで元気な人が多い。家にこもりがちな人とも誘い合って参加してもらえたら。私たちのような民間の企業が地域に出て行動することで、少しでも介護予防の風潮を高めることができればうれしい」と話している。