和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年08月18日(日)

密漁防止へ防犯カメラ みなべ町、森の鼻に5台設置

【森の鼻で設置工事をしている防犯カメラ(右上)=和歌山県みなべ町堺で】
【森の鼻で設置工事をしている防犯カメラ(右上)=和歌山県みなべ町堺で】
 和歌山県みなべ町は同町堺の森の鼻で、密漁対策として防犯カメラ5台の設置工事をしている。4月からの運用開始を予定している。


 町沿岸海域は共同漁業権が設定されており、権利者以外がイセエビやアワビ、ナガレコ、ヒジキ、ワカメ、ヒロメなどを取ることは禁止されている。県の漁業調整規則によって遊漁者は、もりや「ヤス」と呼ばれる道具で水産動植物を取ることも禁止。また、地元の漁業者団体である地先組合は、森の鼻をイセエビの保護区にもしているという。


 しかし、近年はキャンプやバーベキューで来た人が、イセエビや魚などを突いて取るなど密漁は後を絶たない。昨年、地先組合はキャンプやバーベキューの禁止条例の制定を求める請願書を出して町議会に採択されたが、町は条例化まではしなかった。ただ町は、啓発やパトロールに加え、防犯カメラを設置することにした。


 事業費は約600万円。駐車場の端のサーチライトがある所に磯に向けたカメラ2台、休憩施設の軒下に広範囲を写すカメラ2台、軒下から離れた所に1台の計5台。24時間録画撮影するという。