和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年09月20日(金)

スマホ決済導入増加 小売や飲食、宿泊など多様

【店頭で「スマホ決済」対応を表示している商店(和歌山県田辺市湊で)】
【店頭で「スマホ決済」対応を表示している商店(和歌山県田辺市湊で)】
 和歌山県紀南地方で、スマートフォン(スマホ)により現金を使わず買い物できる「キャッシュレス決済」が急増している。田辺市街地でも50店以上が導入。小売店や飲食店、宿泊業など幅広い業種に広がっている。10月の消費税増税に伴うキャッシュレス決済のポイント還元、訪日外国人の需要などを見込み、さらに増えそうな勢いだ。


 「スマホ決済」はQRコードを客がスマホのアプリで読み取り、金額を入力すれば店に代金が振り込まれる。逆に客がスマホに表示したQRコードを店が読み取る方法もある。


 「スマホ決済」は、これまでキャッシュレス決済の主流だったクレジットカードのような専用読み取り機を設置する必要がなく、店にとって導入のハードルが低い。サービス各社も多額のポイントキャンペーンを展開して顧客の囲い込みを図っている。


 10月の消費税増税で、政府はキャッシュレス決済へのポイント還元策を打ち出している。中小店舗で買い物した客に、買い物額(税込み)の5%分(コンビニなど大手チェーンの傘下は2%分)のポイントを付与するとしている。


 昨年11月末に「スマホ決済」を導入したという田辺市湊の青果店は「10月からのポイント還元策を考えれば導入しない理由が見当たらない。いまは1社のサービスだけだが、順次各社のスマホ決済を導入したい」と話す。