和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年08月20日(火)

川舟の運航開始 新宮の世界遺産「川の参詣道」

【定期乗合便の運航が始まった熊野川の川舟下り(2日、和歌山県新宮市を流れる熊野川で)】
【定期乗合便の運航が始まった熊野川の川舟下り(2日、和歌山県新宮市を流れる熊野川で)】
 今年15周年を迎える世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に「川の参詣道」として登録されている熊野川を下る川舟が2日、今年の定期乗合便の運航を始めた。11月末まで。


 川舟下りは川の参詣道を観光事業に活用しようと、和歌山県新宮市の「熊野川町ふれあい公社」(下阪殖保代表理事)が2005年度に始めた事業。道の駅「瀞峡(どろきょう)街道熊野川」(新宮市熊野川町田長)のそばの河原から、熊野速玉大社(同市新宮)近くの河原までの約16キロを、語り部の案内で約90分かけて下る。


 この日は道の駅そばの河原で、下阪代表理事や田岡実千年市長らが参加して定期乗合便の開始式典があった。川舟にお神酒をかけて清めるなどした後、語り部による篠笛の演奏を合図に3隻が出発。ベテラン船頭の打越保さん(90)は「とにかく安全第一で頑張りたい」と話した。


 定期乗合便は午前10時からと、午後2時半からの1日2便。料金は中学生以上が3900円で、4歳〜小学生は2千円(4歳未満は乗れない)。事前予約が必要。


 問い合わせは熊野川川舟センター(0735・44・0987)へ。