和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年10月19日(土)

持ち運び型オービス導入 和歌山県警、生活道の速度違反取り締まり

【和歌山県警が運用を開始した可搬式オービス(22日、和歌山市島で)】
【和歌山県警が運用を開始した可搬式オービス(22日、和歌山市島で)】
 和歌山県警は通学路など県内の生活道路を中心に、悪質な速度違反者の取り締まりを強化しようと、持ち運び型の自動取り締まり装置(可搬式オービス)を導入し、22日、運用を開始した。


 装置で違反車を撮影し、後日、運転者を検挙する仕組み。高速道路などでは据え置き型のオービスが設置されているが、生活道路でも子どもや高齢者らの安全確保のため、取り締まりを強化することにした。複数台導入し、購入費は1台当たり約1千万円。


 2015年度から全国で導入が進み、18年度までに和歌山県を含め26都道県が取り入れた。通常の取り締まりに必要な、違反車を停止させるスペースが不要になる、少ない人員で効率的に取り締まりに当たることができる、持ち運び型のためさまざまな場所で取り締まることができる、などの利点があるという。


 県警交通指導課は「子どもや高齢者ら交通弱者を事故から守るため、生活道路の安全対策として取り入れた。県警がこの装置を導入したことを知ってもらい、速度違反や事故の抑止につなげたい」と話している。