和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年04月09日(木)

梅干し茶の風邪予防効果検証へ 田辺市とJA紀南

梅干しを茶に入れた「梅干し茶」
梅干しを茶に入れた「梅干し茶」
 和歌山県の田辺市とJA紀南でつくる「紀州田辺うめ振興協議会」は、梅干しを茶に入れて飲む「梅干し茶」の風邪予防効果を検証する。毎日飲んで、データを提出できるモニターを募集している。普段あまり梅干しを食べていない人に、食習慣として取り入れてもらうきっかけにしたいという。

 モニターは梅干し1粒を茶に入れ、箸でつぶしてかき混ぜ「梅干し茶」を作り、1日に1回飲む。梅干しをそのまま食べても構わない。期間は来年1月1日前後から60日間。梅干しは協議会が塩分7%の調味梅干し60粒を提供する。

 対象は週に1個以下しか梅干しを食べていない10~50代で、アンケートに答えて提出できる人。アンケートでは体重、腹囲、体脂肪率、体調の変化、実践の感想などを記入する。体重と腹囲、体脂肪率は変化量だけの記入でも構わない。

 梅の成分にはインフルエンザウイルスの抑制や脂肪燃焼効果があると学会などで報告されている。市梅振興室は「年末年始は食べ過ぎ、運動不足で体調管理が難しい。寒さも増してくる時季で、効果を試すにはぴったり。毎日1個の梅干しを取り入れてみて」と呼び掛けている。

 モニター募集は20日まで。先着50人。申し込み、問い合わせは市梅振興室内の協議会事務局(0739・26・9959)へ。

■梅干し食べよう 振興協がプロジェクト

 協議会は食生活の中で梅干しを毎日食べることで、健康増進を図り、梅の良さを全国に発信しようと、2010年度から「梅干しを食べようプロジェクト」に取り組んでいる。これまで、ダイエットや夏バテ対策、インフルエンザ予防の効果を検証してきた。