和歌山県印南町真妻地域のまちづくり団体「真妻やまびこ塾」（山本育男代表）は１２日午後４時～８時半、同町高串の切目川ダム周辺で第２回「切目川ダムの夏夜」を開く。イベントを通じて真妻地域について関心を寄せてもらうのが狙いで、フィナーレには打ち上げ花火がダムを彩る。

　やまびこ塾は、盆に旧真妻小学校の校舎を使ってイベントを開催するなど、真妻に愛着を深めてもらう各種企画を実施している。水源地としてのダムをキーワードに、環境や生き物を含めた地域全体に関心を高めてもらえるイベントを目指し、昨年夏に初開催した。

　すさみ町立エビとカニの水族館から巡回水族館が駆け付け、ウミガメなどの生き物を紹介する。

　住民が育てたメダカを使った「真妻のメダカすくい」や飲食の出店による縁日がある。いなみこども園の園児たちの作品の展示もする。

　６時半から、総額１０万円を超える賞品が当たるビンゴゲームを実施。イベントを締めくくる打ち上げ花火は午後８時から約１６０発を予定している。