和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年08月14日(金)

寒さに負けず海へ 田辺市で新春初泳ぎ

勢い良く海に駆け込む新春初泳ぎの参加者(和歌山県の田辺市扇ケ浜で)
勢い良く海に駆け込む新春初泳ぎの参加者(和歌山県の田辺市扇ケ浜で)
 和歌山県田辺市の田辺扇ケ浜海水浴場で2日、昭和初期から続く伝統の「新春初泳ぎ」(田辺水泳協会主催)があった。令和最初の今回は、2歳から86歳までの男女約120人が参加。元気良く海に駆け込むなどし、気持ちを新たに新年をスタートした。

 田辺水泳協会の前身である田辺遊泳協会が1927年に始めた。今回で94回目。

 この日は午前10時から始まり、気温は9度で、海水温は16度と例年より高め。安全祈願の神事や準備体操をした後、干支(えと)のかぶり物を身に着けるなどした参加者は、同市出身の俳優・小西博之さん(60)らの掛け声に合わせ、水しぶきや歓声を上げながら海へ駆け込んだ。

 海の中では「新春初泳ぎ」と書いたパネルを掲げるなどして新年を祝い、海から上がると、たき火にあたるなどして体を温めた。

 湯浅町からスイミングクラブの友人たちと参加した中学1年生の湯川璃音さん(13)は「初めて参加した。めっちゃ寒いけど、すごく楽しかった。今年はいいことがありそう」と笑顔。最年長という田辺市片町の正木肇さん(86)も「今年も元気で過ごし、来年もまた参加したい」と話していた。