『news オードリー』が提示する“新たな報道番組” 2時間半以上の収録を密着取材
お笑いコンビ・オードリーが、日本テレビ系『news every.』のスタジオで自身が取材したことを語り合う“おしゃべり報道番組”『news オードリー』が、16日に放送される(後3:50 ※関東ローカル)。若林正恭と春日俊彰が、それぞれニュースの現場に自ら足を運んで取材し、そこで自分で見たものや感じたことを伝えながら、今後に向けて語り合っていく、ストレートな「報道番組」だ。
【スタジオ写真】2人で向き合い…笑顔の若林と「トゥース」の春日
ORICON NEWSは、同局の夕方のニュース『news every.』と同じスタジオで行われた同番組の収録を独占取材。2人だけのスタジオで面と向かって座った若林と春日は、ラジオのようにややリラックスした表情を浮かべながらも、お互いの取材VTRを真剣に見つめ、そして語り合った。
若林が訪れたのは、長野県松本市にある日本で唯一の少年刑務所内にある公立中学校。外から見た高い壁、物々しさも感じた刑務所の入口、外の世界と隔絶されすぎていないグラウンド、そして刑務官との会話など、知的好奇心にあふれる若林の感想とともに紹介されていく。
さらに、今年度から入学が認められた女性受刑者の中学校の教室を見学し、実際に受刑者たちと触れ合ったことも明かされる。どんなやり取りが行われたのか、そこで若林がどんな思いを抱いたのか。スタジオでは春日と向かい合いながら、じっくりと胸の内を打ち明けた。「テレビのひとつの役割だと思った」という言葉も飛び出すなど充実した取材になったが、自身が赴いた場所ゆえ、そこで感じたことをありのままに伝えるべきなのかという悩みものぞかせつつ、自分なりの答えを出してトークを続けていった。
一方の春日が訪れたのは、野生の熊の被害を受けている秋田県の某所。住宅地の数10メートル先まで熊が出てくるほど日常生活に迫っている住民の危機を守るため、熊と戦う猟友会の活動に密着した。
何気ない田舎の風景、しかしすぐそこにある熊の恐怖。ロケ当初は「トゥース!」といつも通りの春日だったが、「大きな爪で顔を引っかかれて…」「両腕を掴まれて…」と実際の被害を聞き、熊を捕らえるための大きな罠を自分の目で確かめるごとに、徐々に深刻さを理解していく。そして、なぜこのニュースの“詳細”が明かされないのか、その理由を語る顔はまさにジャーナリストそのものであった。
番組を手がけた安島隆氏が、自身のXで「収録では、事前取材で見て感じた事を、オードリー2人だけで2時間半以上喋り倒してた!」とつづっていたが、それぞれが取材を通して抱えた“思い”を語り合い、あっという間に時間が流れていた。スタジオにいる出演者は、オードリー2人だけ。自分が見てきたものを相方に伝えるというスタイルだからこそ、笑いも交えながらも真面目に話すこともでき、それぞれの話に素直に驚くこともできる。ニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』で長年にわたって、正面に座って語り合ってきたオードリーだからこそ成立するスタイルで、新たな報道番組の形を提示していた。
収録を終え、春日は「手ごたえしかなかった。単にクマの取材をしたというだけではなく問題提起まで出来た。まさに報道だった。番組を見終わった後に見た人の心に何かを残すVTR、そして私のおしゃべり。120点だった。たまにではなく、定期的にやった方がいい。次回もあれば、どこにでも行くし、何でもやる」と早くも第2弾を待望するコメント。「与えられた仕事を全力でする」スタイルの春日だが、取材と収録でのトークを通して、かなり前のめりになっている印象を受けた。
一方の若林も「喋ることはいっぱいあったけれど、全部喋れたかなというくらい充実した取材だった。貴重な体験をさせてもらったし、考え方も変わった。取材に行ってから、あれこれとずっと考えている。春日の手ごたえ十分な感じをみてたらだんだん冷めてきちゃったが刑務所という場所を取材してみて、やはり人間がそこにいるんだなと思ったりして、僕も大変手ごたえのある取材が出来た」と回顧。取材をきっかけに、さらに思いをめぐらせ、収録でも「どう伝えるべきか」と思案しながら、目の前にいる春日に対して話をする姿が印象的だった。『news every.』のスタジオで行っている点も含めて、新たなオードリーの魅力が垣間見える番組になっている。
濃密な内容に仕上がったことから、「スタジオディレクターズカット版」「若林刑務所取材 完全版」「春日クマ取材 完全版」の3本をHuluで配信することに決定。オンエア後には「若林刑務所取材 完全版」から配信を開始し、他2本は順次公開される。
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ORICON NEWSは、同局の夕方のニュース『news every.』と同じスタジオで行われた同番組の収録を独占取材。2人だけのスタジオで面と向かって座った若林と春日は、ラジオのようにややリラックスした表情を浮かべながらも、お互いの取材VTRを真剣に見つめ、そして語り合った。
若林が訪れたのは、長野県松本市にある日本で唯一の少年刑務所内にある公立中学校。外から見た高い壁、物々しさも感じた刑務所の入口、外の世界と隔絶されすぎていないグラウンド、そして刑務官との会話など、知的好奇心にあふれる若林の感想とともに紹介されていく。
さらに、今年度から入学が認められた女性受刑者の中学校の教室を見学し、実際に受刑者たちと触れ合ったことも明かされる。どんなやり取りが行われたのか、そこで若林がどんな思いを抱いたのか。スタジオでは春日と向かい合いながら、じっくりと胸の内を打ち明けた。「テレビのひとつの役割だと思った」という言葉も飛び出すなど充実した取材になったが、自身が赴いた場所ゆえ、そこで感じたことをありのままに伝えるべきなのかという悩みものぞかせつつ、自分なりの答えを出してトークを続けていった。
一方の春日が訪れたのは、野生の熊の被害を受けている秋田県の某所。住宅地の数10メートル先まで熊が出てくるほど日常生活に迫っている住民の危機を守るため、熊と戦う猟友会の活動に密着した。
何気ない田舎の風景、しかしすぐそこにある熊の恐怖。ロケ当初は「トゥース!」といつも通りの春日だったが、「大きな爪で顔を引っかかれて…」「両腕を掴まれて…」と実際の被害を聞き、熊を捕らえるための大きな罠を自分の目で確かめるごとに、徐々に深刻さを理解していく。そして、なぜこのニュースの“詳細”が明かされないのか、その理由を語る顔はまさにジャーナリストそのものであった。
番組を手がけた安島隆氏が、自身のXで「収録では、事前取材で見て感じた事を、オードリー2人だけで2時間半以上喋り倒してた!」とつづっていたが、それぞれが取材を通して抱えた“思い”を語り合い、あっという間に時間が流れていた。スタジオにいる出演者は、オードリー2人だけ。自分が見てきたものを相方に伝えるというスタイルだからこそ、笑いも交えながらも真面目に話すこともでき、それぞれの話に素直に驚くこともできる。ニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』で長年にわたって、正面に座って語り合ってきたオードリーだからこそ成立するスタイルで、新たな報道番組の形を提示していた。
収録を終え、春日は「手ごたえしかなかった。単にクマの取材をしたというだけではなく問題提起まで出来た。まさに報道だった。番組を見終わった後に見た人の心に何かを残すVTR、そして私のおしゃべり。120点だった。たまにではなく、定期的にやった方がいい。次回もあれば、どこにでも行くし、何でもやる」と早くも第2弾を待望するコメント。「与えられた仕事を全力でする」スタイルの春日だが、取材と収録でのトークを通して、かなり前のめりになっている印象を受けた。
一方の若林も「喋ることはいっぱいあったけれど、全部喋れたかなというくらい充実した取材だった。貴重な体験をさせてもらったし、考え方も変わった。取材に行ってから、あれこれとずっと考えている。春日の手ごたえ十分な感じをみてたらだんだん冷めてきちゃったが刑務所という場所を取材してみて、やはり人間がそこにいるんだなと思ったりして、僕も大変手ごたえのある取材が出来た」と回顧。取材をきっかけに、さらに思いをめぐらせ、収録でも「どう伝えるべきか」と思案しながら、目の前にいる春日に対して話をする姿が印象的だった。『news every.』のスタジオで行っている点も含めて、新たなオードリーの魅力が垣間見える番組になっている。
濃密な内容に仕上がったことから、「スタジオディレクターズカット版」「若林刑務所取材 完全版」「春日クマ取材 完全版」の3本をHuluで配信することに決定。オンエア後には「若林刑務所取材 完全版」から配信を開始し、他2本は順次公開される。
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