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2024年10月10日(木)

メルカリ「推し活」アイテム取引数、5倍に拡大 過去グッズやハンドメイド品

メルカリで進む「推し活」、展示会も実施
メルカリで進む「推し活」、展示会も実施
 メルカリがきょう26日から4日間、東京・SHIBUYA TSUTAYA 1階SHIBUYA IP SQUARE Aにて「超推し活展」を開催している。

【写真】昭和、平成、令和の「推し活」を振り返る

 「超推し活展」は、「メルカリ」で出会える約1000点のアイテムを通して昭和・平成・令和の「推しカルチャー」を体感できる展示イベント。会場では、エンターテイメントの歴史とともに移り変わってきた「推し活」の形を、年表の形式で日本の「アイドル」と「漫画・アニメ・ゲーム」の軸で展示されており、「親衛隊」と呼ばれるファン文化が生まれた昭和を皮切りに、「アニメバブル」や「アイドル戦国時代」などオタク文化が急速に拡大した平成、そして「推し活」が一般化した令和までの流れを振り返ることができる。

 また、アイドルの変遷が楽しめる雑誌立ち読みコーナーや、数々の人気キャラクターを生み出した懐かしのゲーム試遊台、時代を象徴する「親衛隊」や「オタク」になりきって写真を撮影できるフォトスペースなど、時代を超えて楽しめる。

 同社によると、「推し活」における2023年度の市場規模は「アイドル」分野で約1900億円、「アニメ」分野で約2750億円と予測(矢野経済研究所「オタク」市場に関する調査)されており、日本人全体の3人に1人、また10代女性の8割以上が「推し」がいるという結果がわかったという。

 「メルカリ」内での「推し活」というワードを含むアイテムの取引数を見ると、2023年の取引数は前年比の約5倍に拡大。「メルカリ」で推し活を楽しむユーザーが増えているという。購入できなくなった過去のグッズや、自分で作るのに手間のかかる「ファンサうちわ」や「トレカデコ」などのハンドメイド品などが取引されているとも発表した。

 同展示会を監修したOshicoco社の代表取締役、多田夏帆氏は「 今回の『超推し活展』では、推し活が一時的なブームではなく日本の文化であり、ライフスタイルであるということを伝えたいと思っています」とし、「今回の展示で、推し活の楽しさと素晴らしさ、『メルカリ』を通じてオタク1人1人がつないできた『スキ』の気持ちとその尊さを感じ取っていただければ幸いです」とコメントした。

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提供:oricon news