和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年10月25日(日)

十日えびすで盛大に餅まき みなべ町の須賀神社

やぐらを囲んで餅を拾う参拝者(9日、和歌山県みなべ町西本庄の須賀神社で)
やぐらを囲んで餅を拾う参拝者(9日、和歌山県みなべ町西本庄の須賀神社で)
福笹を買い求める参拝者(9日、みなべ町西本庄の須賀神社で)
福笹を買い求める参拝者(9日、みなべ町西本庄の須賀神社で)
宵えびすに神社総代長から縁起物を受け取る参拝者(9日、みなべ町埴田の鹿島神社で)
宵えびすに神社総代長から縁起物を受け取る参拝者(9日、みなべ町埴田の鹿島神社で)
 十日えびすが9日から始まり、和歌山県みなべ町西本庄の須賀神社(前芝弘知宮司)と同町埴田の鹿島神社(亀井隆行宮司)には、一年の福を願う人が次々と参拝に訪れ、縁起物を買い求めるなど活気づいた。

 9日は宵えびす、10日が本えびす、11日が残り福。南部川村戦後五十年史によると、須賀神社では1955年に西宮戎を勧請以来、3日間盛大に行っている。

 9日朝は、昨年の秋祭りの、えびす子どもみこしの当屋を招いて戎神社で本殿祭があった。当屋が紅白合わせて84キロの大きな鏡餅を奉納した。当屋を務めた同町西本庄の葬祭業、尾﨑清さん(43)は「家族皆健康で家内安全の一年を願っています」と話した。

 福笹を買い求めた同町山内の農業、形部ふみ子さん(64)も「家内安全、病気せずに一年を過ごせたら」と話した。

 境内では同日午後、恒例の餅まきもあり、大勢が楽しんだ。今年、餅まきに使うやぐらを奉納した同町山内の西山弘さん(68)は「20年以上、奉賛会の役員を務めさせていただき、以前のも古くなっていたし、令和の新しい時代を迎え、奉納させていただいた」と話し、真新しい台の上から、福が込められた餅をまいた。

 鹿島神社でも9日朝から、参拝者が縁起物を買い求めた。一番に購入した同町埴田の自営業、山本順一さん(66)は「今年は総代長からじきじきに縁起物を授けていただき、絶対に福があると思う」と笑顔だった。