和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年07月12日(日)

田辺市熊野TBが優秀賞 ふるさとづくり大賞

 和歌山県の田辺市熊野ツーリズムビューローが、総務省の「ふるさとづくり大賞」の優秀賞を受けることが決まった。官民連携で、世界遺産「熊野古道」に多くの観光客を呼び込む取り組みが評価された。


 総務省が10日、受賞者を発表した。大賞は、地域をより良くしようと頑張る個人・団体を表彰することで、豊かで活力ある地域社会の構築を図ろうと、1983年度に創設された。表彰式は24日に東京都千代田区のホテルである。本年度は全国で22団体、5人が受賞する。優秀賞は最優秀賞に次ぐ賞でビューローのほか2団体が受賞する。

 ビューローは2006年、市内にある五つの観光協会で構成する団体として設立した。海外からの個人旅行に対応できる着地型旅行業を開業し、欧米豪をターゲットにしたプロモーションを展開している。

 地域では外国人客の受け入れ態勢を強化。民宿でも外国人の利用が多いクレジットカードが使えるよう決済を代行する仕組みもつくった。

 こうした取り組みは「観光地域づくりのかじ取り役」とされる「日本版DMO」のモデルとされている。

 ビューローの18年度の旅行事業売上高は4億4283万円。前年度を7886万円(21・7%)上回り、7年連続で増加した。11年度に比べ、10倍以上に増えている。