和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年07月11日(土)

梅ジュースで乾杯! 田辺市で成人式

梅ジュースで乾杯する新成人(田辺市新屋敷町で)
梅ジュースで乾杯する新成人(田辺市新屋敷町で)
 和歌山県田辺市の成人式が12日、同市新屋敷町の紀南文化会館であった。対象のうち男女536人が、振り袖やスーツ、はかま姿で出席。同級生らとの再会を喜び、大人としての一歩を踏み出した。

 新成人代表の意見発表では、東陽中学校出身で教員を目指している東京学芸大2年の宮﨑理央さん(20)=東京都小平市=が登壇。これまで支えてくれた友人や恩師、家族への感謝を語り「多くの人からもらった優しさを子どもたちに伝えたいと思うようになった」と話した。地元の田辺で教育に携わりたいと考えているという。「これからは責任を伴う行動が求められるようになる」とも述べて「困難から逃げるのではなく、自分の可能性に希望を持ち、行動していける大人になりたい」と決意を語った。

 新成人たちは、配布された梅ジュースで乾杯。市内の各中学校からのメッセージビデオの上映では、懐かしい教員たちが登場するたびに、会場がどよめいた。

 真砂充敏市長は式辞で「社会は大きく変わってきており、いろんな概念が通用しなくなってくるが、新たな時代を切り開いていくチャンスでもある。主人公となる皆さんのエネルギーで、どこにいてもふるさとを思いながら活躍してほしい」と新成人にエールを送った。

 衣笠中学校出身で専門学校2年の桐本竜治さん(20)=田辺市上万呂=は「ビデオで見た先生たちは変わっていなくて、ほっとした。大人という実感はまだないけど、父のように、何があっても前向きに頑張れる、かっこいい大人になりたい」と話した。既に就職先が決まっており、今春から自動車整備の仕事をするという。

 田辺市の新成人は1999年4月2日~2000年4月1日に生まれた男女623人。成人式には男性261人、女性275人が出席した。