和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年02月25日(火)

ワーケーションで革新を 和歌山県が受け入れ一元化

ワーケーションの受け入れ効果について説明する県職員(和歌山県田辺市新庄町で)
ワーケーションの受け入れ効果について説明する県職員(和歌山県田辺市新庄町で)
 和歌山県は、仕事と休暇の両立を目指す「ワーケーション」で和歌山を訪れた人、企業にサービスを提供する事業者の募集を始めた。「ワーケーション・ネットワークス」として登録し、ウェブサイトなどで一元的にPRする。県は「事業者を有機的につなぎ、訪れた企業が革新を生む環境を整備したい」と話している。

 ワーケーションは、ワーク(仕事)とバケーション(休暇)を組み合わせた造語。新しい働き方として注目されており、県は全国に先駆けて誘致してきた。県によると2017、18年度は49社567人、19年度も12月末までに38社260人が県内を訪れた。

 「ネットワークス」創設に向けた説明会が24日、2回に分けて田辺市新庄町のビッグ・ユーであり、宿泊や飲食業など計35人が参加した。県外自治体からの視察も8人あった。

 説明会では県のワーケーション誘致の経過を説明。「安心、円滑なワーケーションを支援し、和歌山ブランドを確立させたい」と設立の狙いを話した。今春にもスタートしたいという。

 ワーケーションにより、県内の事業者は経済効果、都会の企業は働き方改革の推進や企業価値の向上が期待できる。県担当者は「地方と都会がつながることで、新たなビジネス創出のチャンスがある。両者が利益を生む関係をつくっていきたい」と話した。

 県が募集しているのは、ワーケーションの相談窓口やプランの作成、予約手配をする業者▽宿泊施設▽無料のWi―Fi(無線LAN)や電源が利用できる仕事場▽観光やボランティア体験などのサービスを提供できる事業者。

 登録申請は2月28日まで。申請書は「ワカヤマ・ワーケーション・ネットワークス」ホームページからダウンロードできる。申し込み、問い合わせは県情報政策課(073・441・2406)へ。