和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2022年01月20日(木)

復興庁が先進事例で紹介 南紀のスポーツ合宿

 和歌山県と田辺市周辺6市町などでつくる南紀エリアスポーツ合宿誘致推進協議会の取り組みが、スポーツで地域を盛り上げる先進事例として復興庁から福島県の12市町村に紹介された。

 東日本大震災の東京電力福島第1原発事故で影響を受けた福島県12市町村の復興のため、スポーツ施設や文化施設を活用しようと国が全国の9事例を調査した。調査期間は2018年10月~19年3月。調査結果を冊子にまとめ、3月に福島県内であったシンポジウムで、復興庁が福島12市町村の職員らに報告した。

 南紀エリアについては「複数の市町が一体になって合宿地としての魅力を効果的に発信している」と紹介。協議会が発足した13年以降、県外からの合宿者数は毎年目標を上回るペースで増加し、17年度には約8万5千人に達したことや13~15年度の経済波及効果が19億8千万円に上ることを挙げた。

 取り組みの特徴として、県が取りまとめ役として市町の調整に回っていること、プロモーション活動を担うコーディネーターに旅行会社OBを任命して営業活動をしている点にも触れた。