和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年10月28日(水)

甘い蜜たっぷり 早咲きのサクラにメジロ

繁殖を前に蜜を吸って栄養を蓄えるメジロ(和歌山県田辺市新庄町で)
繁殖を前に蜜を吸って栄養を蓄えるメジロ(和歌山県田辺市新庄町で)
 和歌山県紀南地方各地で早咲きのサクラが見頃を迎えている。繁殖を前にしたメジロが飛来、蜜を吸う姿が見られる。

 田辺市新庄町の県道沿いでは1本の木がピンク色の花を咲かせている。周辺を複数のメジロが「チィーチィー」と鳴き合いながら飛び回り、花の下からのぞき込むように蜜を吸っている。

 日本野鳥の会県支部会員によると、メジロは花の蜜や果実など甘いものが好物で主食になっている。「これから繁殖期を迎えるため、栄養補給しているのかもしれない。虫の少ない時季に受粉の手伝いにもなっている」と話している。

 メジロ メジロ科。全長12センチ。古くから県民に親しまれ県鳥に指定されている。花や果実がない時季は小さな虫も食べる。