和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年02月19日(水)

15頭の父さん パンダ「永明」誕生1万日

誕生1万日目のプレゼントに興味を示す永明(31日、和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで)
誕生1万日目のプレゼントに興味を示す永明(31日、和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで)
 和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドは31日、雄のジャイアントパンダ「永明(えいめい)」が誕生1万日となったことを記念し、「10000」の形に固めた氷や、子ども15頭に見立てて人工雪で作った雪だるまを永明に贈った。

 永明は1992年9月14日に中国で生まれた。31日は「27歳と4カ月と17日」で、ちょうど1万日目になる。この日は、プレゼントされた雪だるまに顔を近づけて興味を示した後、おいしそうに竹を頬張った。

 横浜市から訪れていた看護師の女性(34)は「豪快な食べっぷりで、お父さんの貫禄がある。これからも元気に、ゆっくり過ごしてほしい」と話した。

 永明は、人間の年齢に換算すれば80代だが、元気に暮らしている。体重は約110キロ。これまでに施設で生まれたパンダ16頭のうち15頭の父親として知られている。子どもの11頭は繁殖のために中国へ渡っている。施設によると「現在の飼育下で自然交配し、子をもうけた世界最高齢のパンダ」だが、施設では今春も雌の「良浜(らうひん)」(19歳)との交配に挑戦する予定。