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2025年02月14日(金)

市立美術館の来館者30万人突破 和歌山・田辺

千品繁俊館長(右)から記念品を受け取る古川茂代さん=17日、和歌山県田辺市立美術館で
千品繁俊館長(右)から記念品を受け取る古川茂代さん=17日、和歌山県田辺市立美術館で
 和歌山県田辺市たきない町にある市立美術館の来館者数が17日、30万人に達した。

 市立美術館は1996年に開館。日本の文人画や近代絵画を中心に、美術作品の収集や保存、展示をしている。

 30万人目となったのは、正午過ぎに訪れた同市下三栖の古川茂代さん(70)。千品繁俊館長から、記念品として図録などが手渡された。

 古川さんは「市立美術館や熊野古道なかへち美術館はよく訪れていて、最近では稗田一穂展が印象に残っている。私にとっても今日の来館が記念になった」と話した。

 千品館長は「無事に30万人目のお客さまをお迎えすることができ、感謝の気持ちでいっぱい。今後も魅力ある美術館活動を行っていきたい」と述べた。

 市立美術館は現在、小企画「没後60年 保田龍門」と特集展示「現代絵画コレクション」を開いている。1月26日まで。