和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年09月19日(土)

護摩壇山で雪遊び 家族連れら楽しむ

斜面でそりやスキーをする子どもたち(和歌山県田辺市龍神村龍神で)
斜面でそりやスキーをする子どもたち(和歌山県田辺市龍神村龍神で)
豚汁を食べて暖を取る家族連れら
豚汁を食べて暖を取る家族連れら
スノーシューを履いて雪の上を歩く参加者
スノーシューを履いて雪の上を歩く参加者
 和歌山県田辺市龍神村龍神の護摩壇山周辺で1日、龍神観光協会(若井浩平会長)主催のイベント「南国紀州の雪あそび」があった。紀南を中心に幼児から大人まで81人が参加して雪だるまを作ったり、そり遊びをしたりして楽しんだ。林道を散策する「スノーシューイング」の体験も初めてあった。

 護摩壇山の冬の魅力をPRしようと毎年計画しているが、おととしは雪不足、昨年は雪が多過ぎて高野龍神スカイラインが通行できず中止した。今年は開催を1月25日に予定していたが、積雪がなく延期。1月30日に降雪があり、1日は風も弱くて時折青空がのぞく絶好の雪遊び日和となった。

 参加者はバス2台に分乗して現地入り。開会式で観光協会の若井会長(67)は「3年ぶりの雪遊び。暖冬で雪がなくて心配していたが、奇跡的に降って開催できた。皆さんは大変強運の持ち主。けがなく気を付けて思いっきり遊んでください」とあいさつした。

 参加者は、道の駅「ごまさんスカイタワー」裏手の林道で、かまくらを作ったりそりで滑ったりした。一家5人で参加した同市中辺路町の高田由紀さん(48)は「そり遊びができてよかった」、長女の咲結さん(11)は「寒いけれど雪景色がきれいで気持ちいい」と話した。

 昼食は、おにぎりと龍神産のサトイモなどを使った温かい豚汁を味わった。雪の中に埋まった宝物を探すゲームもあった。

 林道の吹きだまりは膝まで埋まるほど積もっていた。専用具を足に着けて雪の上を歩くスノーシューイングのツアーには男女計4人が参加。道の駅をスタートし、龍神岳や護摩壇山に通じる林道を歩いて戻ってくる約2・5キロのコースを約2時間散策した。

 すさみ町から参加した山本慶子さん(65)は「スノーシューイングは初体験。樹氷がとてもきれいでよかった。若返った気分で満足した。帰りは龍神温泉につかって美人になります」と話した。

 趣味で登山をしている同町の赤堀重雄さん(58)は「自家用車で冬道を運転してここまで来るのは不安だが、バスで連れて来てくれるのでありがたい。久しぶりに雪景色を見て楽しかった。和歌山で雪遊びができると、もっとPRしてもよいのでは」と語った。