和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年10月18日(金)

宮司の男舞奉納や渡御行列 熊野本宮大社で例大祭

例大祭の本殿祭で、神楽「熊野」の男舞を奉納する九鬼家隆宮司(15日、和歌山県田辺市本宮町で)
例大祭の本殿祭で、神楽「熊野」の男舞を奉納する九鬼家隆宮司(15日、和歌山県田辺市本宮町で)
 和歌山県田辺市本宮町の世界遺産・熊野本宮大社(九鬼家隆宮司)は15日、例大祭の中心をなす祭典である本殿祭や華やかな渡御祭などを営み、春を迎えた本宮の町が沸いた。

 この日は午前中、大社の本殿前で本殿祭があり、約400人が参列した。九鬼宮司(62)の祝詞奏上に続き、神楽「熊野」の奉納では、子どもたちの歌声とともに男舞を力強く披露。「本年は令和という時代の船出が始まる。新たな時代に、皆さんとともに、熊野の素晴らしさをつなげていきたい」と参列者に呼び掛けた。

 午後からの渡御祭では、みこしや菊の花を模した「挑花(ちょうばな)」などの華やかな行列が、大社から旧社地・大斎原(おおゆのはら)に向かって渡御。大斎原に到着した後は、斎庭神事として地元の中学生による大和舞や巫女(みこ)舞が奉納された。