和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2025年02月14日(金)

9日、UME―1フェスタ

 梅産地・和歌山県みなべ町の一大イベント「UME―1フェスタin梅の里みなべ」が9日午前9時~午後3時、同町東本庄の町保健福祉センター駐車場などで開かれる。メインイベントである高校生の梅料理コンテスト「第9回グルメ甲子園」をはじめ、デジタル版「だるまさんがころんだ」など多彩な催しがある。入場は無料。雨天決行。

■高校生が梅料理競う グルメ甲子園

 グルメ甲子園には県内5チーム、県外5チームの計10チームが出場。梅を使って工夫した料理を作って、会場で販売する。その料理を審査員10人がおいしさや独創性、段取り、接客の様子、販促PRの工夫などで審査し、優勝と準優勝、3位、敢闘賞を決める。

 販売は午前10時20分~午後2時だが、売り切れ次第終了する。価格は200~400円。各チーム150~300食を用意する。

 各チームのメニューは次の通り。()内は高校名。

 【県内】「うめぇチヂミwith3種のソース」(和歌山信愛)▽「柿キーマと梅サフラン~インドの風にのせて」(紀北農芸)▽「梅と鯖(さば)の多幸寿」(熊野)▽「梅と鯛(たい)の天ぷらうどん~鯛出汁(だし)と梅酢の香り」(神島)▽「自家製ベーコンと季節の野菜を使った梅キッシュ」(南部)

 【県外】「さいきょーの鶏つくねうどん」(洛星)▽「南高梅の胡椒餅(フージャオピン)」(福知山淑徳)▽「ジュワッと梅ぇ!!梅出汁餡(あん)香る小籠包」(綾羽)▽「梅ぇ~!ベーグルバーガー」(育成調理師専門学校技能連携校・向陽台)▽「梅と柿のぜんざい #UME界隈(かいわい)」(西吉野農業)

■デジタル版 だるまさんがころんだ

 デジタル版だるまさんがころんだ「やにこe だるまさんがころんだ~良eUMEひらえ」は、午前10時~午後3時、近くの上南部中学校体育館で開く。参加費は難しさのレベルにより100~500円。小学生以上が対象。未就学児はアナログ版に参加できる。

 障害物を避け、梅や景品を拾いながら、鬼に気付かれずにゴールを目指す。ゴールにたどり着いた人には、さらに景品がある。

■川島さんがライブ

 ステージでは、午前9時20分から上南部中学校の生徒が紀州梅林太鼓を、9時40分から梅の里民謡クラブが紀州梅音頭を披露する。このほか、町ふるさと大使の川島ケイジさんによるライブ(午前10時半から)▽高校生カラオケバトル(11時半から)▽和歌山県住みます芸人「わんだーらんど」による漫才(午後0時半から)▽梅の里ダンスバトル(1時から)▽JA豆部会企画の豆むき競争(1時半から)▽グルメ甲子園表彰式(2時20分から)▽餅まき(3時15分から)などを予定している。

■物産展や軽トラ市

 会場では地域物産展や軽トラ市もある。米や野菜、巻きずし、焼き菓子、梅酢焼き鳥、唐揚げ、梅うどん、シフォンケーキ、コーヒー、衣類などを販売する。



 駐車場は町生涯学習センターや上南部小学校グラウンド、南部川河川敷。JR南部駅から無料のシャトルバスが運行する。

 イベントの詳細は、町のホームページで確認できる。