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2019年04月25日(木)

「10連休 預け先無し 金も無し」…子育て世代の愚痴とユーモア『働くパパママ川柳』入賞作を発表

第3回『オリックス 働くパパママ川柳』の大賞作品
第3回『オリックス 働くパパママ川柳』の大賞作品
 オリックス株式会社は15日、同社主催の『働くパパママ川柳』の入賞19作品を発表した。第3回を迎える『働くパパママ川柳』は、「働きながら子育てに奮闘しているパパとママの日常をテーマに、感謝の気持ちや笑いネタ、グチってみたいことを17音の川柳で自由に表現する」というテーマで作品を公募。今どきの子育て世代の“あるある”を詠み込んだ、ユーモアあふれる川柳が集まった。

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 今回の総応募数は5万4,261句。その約半数が30~40代の働き盛り&子育て盛りの層で、女性からの応募が約6割を占めた。今回から「じぃじばぁば目線賞」が新設されたことから、60代以上の応募も増加。これまで以上に幅広い年齢層からの応募が集まったという。

 見事大賞に輝いたのは「10連休 預け先無し 金も無し」(みんまま 長崎県・36歳女性)。今年のゴールデンウィークを表す「10連休」を使いながら、保育園も休みで子どもを預けられず、かといって遊びに連れて行くお金もない…という庶民のリアルを簡潔に伝えた一作だ。『パパ目線賞』には「テレワーク 親子で参加 web会議」(さすけ 東京都・40歳男性)など3句、『ママ目線賞』には「ママ元気? AIしのぐ 感知力」(とるまりん 新潟県・30歳女性)など3句、ほかに『子ども目線賞』『じぃじばぁば賞』、優秀賞が選ばれた。

 優秀賞の一つ「たまにはね 家事の有給 使いたい」(ヒリー 神奈川県・28歳女性)など、いつの時代にも通用する普遍的な句もあれば、前述のように「テレワーク」「AI(人工知能)」など最新のワードや世相、時事ネタを詠み込んだ句も多く見られた。いずれにしても、日々のグチや自虐ネタをユーモアで笑いに昇華させる作風が多く、特別審査員のひとりである爆笑問題・田中裕二も、「自虐や皮肉が生む笑い、ささやかな幸せがもたらす家族の温もりなど、バラエティ豊かな作品が多数寄せられました家族と一緒に楽しみながら、作品を振り返りたいと思います」とコメントを寄せている。

 公募期間は2019年1月11日~2月12日の約1ヵ月。運営事務局のほか、尾藤川柳氏(川柳公論社 主宰)、田中裕二氏(爆笑問題)、浜田敬子氏(Business Insider Japan 統括編集長)が特別審査員として参加。主催するオリックスは、「多様な視点から生まれた応募作品を通して、仕事や家族との向き合い方について前向きに考えるきっかけを、これからも提供していきます」とコメント。『オリックス 働くパパママ川柳』公式サイトで全入賞作品および佳作を掲載している。

(文:水野幸則)

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