和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年08月25日(日)

「令和」商戦が活発化 典拠にちなみ梅商品も

梅の甘漬け「三日月梅」と金粉を載せた味の異なる大粒梅干しを詰め合わせた岩本食品の新元号記念ギフト「令和 梅たのし」(和歌山県みなべ町晩稲で)
梅の甘漬け「三日月梅」と金粉を載せた味の異なる大粒梅干しを詰め合わせた岩本食品の新元号記念ギフト「令和 梅たのし」(和歌山県みなべ町晩稲で)
 5月1日の改元に向けて、和歌山県紀南地方で記念商戦が活発化している。新元号「令和」の典拠が万葉集の「梅花の歌三十二首」の序文であることから、全国一の生産量を誇る「梅」を絡めたものなど、アイデアを凝らした商品が登場している。

 みなべ町晩稲の梅加工業「岩本食品」(岩本智良社長)は15日から、新元号記念ギフトセット「令和 梅たのし」の販売を始めた。蜂蜜やシソ漬けなどそれぞれ味の異なる8種類の大粒梅干しに金粉をかけて個別包装した。さらに、新元号の「令」が万葉集の「初春令月」からきていることから、詰め合わせの中央には商品名に「月」の入った梅の甘漬け「三日月梅」2粒をあしらった。

 新宮市谷王子町の菓子店「御菓子処つくし」(立岡實社長)は元号が変わる5月1日から、梅肉入り蒸しカステラ「令和」を販売する。

 「令和」の「和」にちなんで和歌山産の蜂蜜梅干しの梅肉を生地に練り込んでおり、中には自家製こしあんを入れる。

 田辺市本宮町本宮、熊野本宮大社の瑞鳳殿内にある「カフェ アルマ」(芝三千哉さん経営)は春の例大祭が始まった13日から「令和」と、九鬼家隆宮司が新しい年への願いを込めて昨年末に揮毫(きごう)した「刻」の文字をパッケージにしたドリップコーヒーセット「令和の時を刻む」を販売している。