和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2025年04月30日(水)

子どもの卓球技術向上へ

オークワ卓球部の大塚和彦監督から教わる参加者(和歌山県田辺市上の山1丁目で)
オークワ卓球部の大塚和彦監督から教わる参加者(和歌山県田辺市上の山1丁目で)
 和歌山県田辺市卓球協会はこのほど、田辺市上の山1丁目の田辺スポーツパーク体育館で、スーパー「オークワ」卓球部による卓球教室を開いた。田辺・西牟婁の5歳児~高校生約60人が参加し、大塚和彦監督(77)や選手ら9人から指導を受けた。


 大塚監督は田辺市東陽中学校、田辺高校の出身。地元の子どもの技術向上を目的に2006年から卓球教室を開いている。今回で17回目。

 大塚監督が各卓球台を回りながら子どもたちにサーブやスマッシュの打ち方、ラケットを振る時の体重移動の仕方などを教えた。子どもたちはオークワの選手らが打ったボールを交代で打ち返したり、動き方を質問したりして技術を学んだ。

 大塚監督は「卓球教室を通して、生徒一人一人が上達するヒントを感じ取ったと思う。プレー中の気付きを大切にして、練習してほしい。互いに頑張っていきましょう」とエールを送った。

 田辺高校1年の畑中一仁さん(16)は「卓球の基本を指導してくれた。学んだことをこれからの練習に生かしたい」、高雄中学校2年の田中陽也さん(14)は「技術面でいろいろなアドバイスを受けた。改善点を思い出しながら、日々練習に励みたい」と話した。