本宮で12湯献湯祭 温泉版御朱印帳の第1号も 和歌山県田辺市
和歌山県田辺市本宮町の世界遺産・熊野本宮大社で24日に献湯祭があり、県内各地の温泉の魅力を発信している「わかやま12湯推進協議会」の関係者が各温泉から持ち寄った湯を奉納し、発展などを祈願した。各温泉を巡ってもらおうと協議会が始めた温泉版御朱印帳では、初めて全30種類の「御湯印(おゆいん)」を集めた人が出たことも報告された。
県内の旅行業や宿泊業の関係者らでつくる「わかやま12湯推進協議会」は2020年2月に発足。田辺市の龍神温泉や川湯温泉、那智勝浦町の南紀勝浦温泉といった「12湯」に限らず、和歌山の温泉の魅力を広くアピール。昨年4月からは各加盟施設で入浴して全種類の「御湯印」を集めて「満願(コンプリート)」を目指す「わかやま十二湯巡湯帳(じゅんとうちょう)」を販売している。
この日の献湯祭には、関係者約30人が参列。各温泉地から持ち寄った湯を本殿前に設けた大だるに注ぐなどの神事を執り行った。歌手ちあきホイみさんによる歌唱奉納もあった。
その後、本宮町の川湯温泉にある「山水館川湯みどりや」で総会を開催。青木査稚子会長が「昨日初めて巡湯帳をコンプリートしたという方から連絡をいただいた。2、3年かかると思っていたが、開始から1年で、また献湯祭の前日というのは何かのご縁。非常にうれしい」と報告した。
事務局によると、第1号は奈良県大和郡山市の男性。満願した希望者には「わかやま十二湯巡湯帳マイスターカード」を発行する。
県内の旅行業や宿泊業の関係者らでつくる「わかやま12湯推進協議会」は2020年2月に発足。田辺市の龍神温泉や川湯温泉、那智勝浦町の南紀勝浦温泉といった「12湯」に限らず、和歌山の温泉の魅力を広くアピール。昨年4月からは各加盟施設で入浴して全種類の「御湯印」を集めて「満願(コンプリート)」を目指す「わかやま十二湯巡湯帳(じゅんとうちょう)」を販売している。
この日の献湯祭には、関係者約30人が参列。各温泉地から持ち寄った湯を本殿前に設けた大だるに注ぐなどの神事を執り行った。歌手ちあきホイみさんによる歌唱奉納もあった。
その後、本宮町の川湯温泉にある「山水館川湯みどりや」で総会を開催。青木査稚子会長が「昨日初めて巡湯帳をコンプリートしたという方から連絡をいただいた。2、3年かかると思っていたが、開始から1年で、また献湯祭の前日というのは何かのご縁。非常にうれしい」と報告した。
事務局によると、第1号は奈良県大和郡山市の男性。満願した希望者には「わかやま十二湯巡湯帳マイスターカード」を発行する。