83.5センチの大物イシガキダイ 富樫さん(堺市)釣り上げる、和歌山串本の沖磯
和歌山県串本町出雲の沖磯で7日、堺市の包丁職人、富樫憲哉さん(45)が全長83・5センチ、重さ10・65キロの大物イシガキダイを釣り上げた。串本海中公園センター水族館は「イシガキダイとしては日本記録級の大きさだ」と話す。
イシガキダイは中部以南の日本沿岸に分布していて、くちばし状の歯を持ち、甲殻類や貝などを食べる。小さい時は黒いまだら模様があるが、大きくなると不明瞭になる。釣り上げられた個体は雄の老成魚で、口の周りが白いことから「クチジロ」と呼ばれる。紀南では50センチまでのものがよく釣り上げられている。
富樫さんはイシダイを狙って「双子の親」と呼ばれる沖磯に渡った。サルボウガイを餌に釣りをしていた。午前6時ごろに大きな当たりがあり、掛った後も海に引きずり込まれそうになった。海面に浮かしたが重さがあったため1人では上げられず、小川渡船の小川和利船頭(70)に協力を求めたという。
富樫さんは10年ほど前から本格的に釣りを始め、月に1回ほど串本町で釣りを楽しんでいる。「磯親会」という磯釣りクラブにも所属していて、会長の雪本孝浩さん(48)からイシダイ釣りの手解きを受けている。
富樫さんは「1人では上がらなかったので船頭さん(小川船頭)に感謝している。今回を超えるようものを釣りたい」と笑顔で話した。
イシガキダイは中部以南の日本沿岸に分布していて、くちばし状の歯を持ち、甲殻類や貝などを食べる。小さい時は黒いまだら模様があるが、大きくなると不明瞭になる。釣り上げられた個体は雄の老成魚で、口の周りが白いことから「クチジロ」と呼ばれる。紀南では50センチまでのものがよく釣り上げられている。
富樫さんはイシダイを狙って「双子の親」と呼ばれる沖磯に渡った。サルボウガイを餌に釣りをしていた。午前6時ごろに大きな当たりがあり、掛った後も海に引きずり込まれそうになった。海面に浮かしたが重さがあったため1人では上げられず、小川渡船の小川和利船頭(70)に協力を求めたという。
富樫さんは10年ほど前から本格的に釣りを始め、月に1回ほど串本町で釣りを楽しんでいる。「磯親会」という磯釣りクラブにも所属していて、会長の雪本孝浩さん(48)からイシダイ釣りの手解きを受けている。
富樫さんは「1人では上がらなかったので船頭さん(小川船頭)に感謝している。今回を超えるようものを釣りたい」と笑顔で話した。