和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年10月18日(金)

サイクリストの拠点に ホテルで自転車の販売、貸し出し

17日に開業した「ジャイアントストア南紀白浜」。自転車の貸し出しもしている=和歌山県白浜町で
17日に開業した「ジャイアントストア南紀白浜」。自転車の貸し出しもしている=和歌山県白浜町で
 宿泊施設を運営する「白浜館」(和歌山県白浜町)は、白浜町湯崎の「ホテルシーモア」1階に、自転車の販売や貸し出しを手掛ける店舗を17日に開業した。サイクリングの拠点として紀南の海岸線ルートを売り出していく。

 店舗名は「ジャイアントストア南紀白浜」。台湾発祥のスポーツサイクルメーカーの名を入れているが、白浜館の直営。和歌山を「サイクリング王国」として県がPRする取り組みを進める中、JR白浜駅や南紀白浜空港に近いシーモアに店舗を設けることで、サイクリストの誘致を目指す。

 店舗では貸し出し用として15台を配置。初心者でも扱いやすいという電動アシスト付きのクロスバイク6台や、子ども向けの3台などを置いている。今後、台数を増やすことも検討する。

 車両や部品、サイクリングで使う小物類を販売するほか、修理や交換などができる作業スペースも設けた。

 県観光連盟は「白浜―田辺散策」や「串本―白浜」など複数のルートを設定し、それぞれの距離や高低差、目安の所要時間などをインターネットで紹介している。このサイトでは空気入れや工具を置いている「サイクルステーション」も確認できる。また県では、県内の道路約800キロに青い線を入れ、自転車で走りやすいようにしている。