和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2025年06月23日(月)

【動画】パンダ屋外展示終わる 全国から来園者、和歌山県白浜

竹を食べるジャイアントパンダの良浜(25日、和歌山県白浜町で)
竹を食べるジャイアントパンダの良浜(25日、和歌山県白浜町で)
 中国に返還される和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」のジャイアントパンダ4頭の屋外展示が25日、最終日となり、全国から多くの来園者が訪れ、熱視線を送った。返還に向けた準備のため、26日からはガラス越しの公開となった。

 現在契約中のパンダ保護共同プロジェクトが8月で期間満了することを受け、日中双方の協議により、比較的気温の落ち着く6月に中国の成都へ返還することになったと施設は説明している。返還日は6月28日。

 返還するのはいずれも雌の「良浜(らうひん)」(24歳)、「結浜(ゆいひん)」(8歳)、「彩浜(さいひん)」(6歳)、「楓浜(ふうひん)」(4歳)。

 返還に向け、4頭の健康状態を確認するために必要な検疫期間を26日から6月27日に設ける。期間中は、4頭のパンダはガラス越しでの公開となり、屋外運動場での展示はない。返還前日の27日は、歓送セレモニーを開く予定にしている。

 5月25日は通常より1時間早い午前9時に開園。展示場付近は長い列ができ、多くの来場者が名残惜しそうにパンダの姿を見つめた。

 大阪市の福田智章さん(45)とかず枝さん(45)夫妻は「かわいかった。見ることができて感動した。いなくなるのは寂しい」と話した。

 福岡市から孫らと一緒に家族で訪れた広兼久幸さん(69)は「これが最後と思うと寂しいが、ここは実績があるし、また新たにパンダが来てくれることを期待したい」と話した。