和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年04月16日(火)

町内巡り防火呼び掛け 古座川で春の火災予防運動

啓発パレードに出発する消防車両(1日、和歌山県古座川町高池で)
啓発パレードに出発する消防車両(1日、和歌山県古座川町高池で)
 春の全国火災予防運動(3月1~7日)のスタートに伴う啓発パレードが1日、和歌山県古座川町内であった。町消防団の前田稔団長ら8人が消防車両2台に乗り込み「地域ぐるみで尊い命を火災から守りましょう」などと呼び掛けながら、町内を巡った。

 本年度の運動の全国統一防火標語は「ひとつずつ いいね!で確認 火の用心」。町消防団では運動期間中、佐田地内と町保健福祉センターに横断幕を設置している。それぞれの分団の女性団員が、高齢者の独居世帯などを訪問し、防火診断をする予定だが、新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し、中止する可能性もあるという。

 串本町消防本部では、運動期間中の2日と7日に町内で予定していた独居老人世帯などの防火診断を、新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し中止した。町内の会館など計10施設で行う特定防火対象物査察、山林火災予防啓発は予定通り実施する。