和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年12月04日(土)

白浜署地域課長を逮捕 和歌山県警、飲酒運転の疑い

 和歌山県警は29日、酒気帯び状態で軽乗用車を運転したとして、道路交通法違反の疑いで、白浜署地域課長の男性警部(56)=白浜町=を逮捕した。和歌山市の大通りの交差点で、信号待ちをしながら寝ていたところを通行人が通報したという。県警警察官の飲酒運転事案は本年度2件目。

 県警によると、同日午前6時23分、和歌山市の県道和歌山停車場線(けやき大通り)の「北ノ新地交差点」西隣の交差点手前で「車の中で寝てしまっている人がいる」との110番通報が通行人からあった。

 警察官が駆け付けたところ、東向き片側4車線の最も中央寄りの車線に停止していた車の中で、寝ている容疑者を発見。呼気から基準値を超えるアルコールを検出し、和歌山東署に任意同行した。交差点付近の防犯カメラに、午前5時50分ごろに容疑者の車が走行しているのを確認し、午後2時58分に通常逮捕した。同乗者はいなかった。

 容疑者は「運転前にアルコールチェッカーでアルコールがゼロであると確認したので、残っていると思わなかった」などと供述をしているという。

 詳細は今後捜査を進め、処分も検討するとしている。

 県警では昨年10月にも、警備部機動隊の男性巡査長が和歌山市内の交差点手前で停車して寝ていたところを通行人が110番した。酒気帯び運転の疑いで書類送検した。

 徳田太志首席監察官は「官民一体となって飲酒運転根絶に取り組む中、昨年に引き続きこのような事案を発生させてしまい、県民の皆さまに深くおわび申し上げる。警察官としてあるまじき行為で、誠に遺憾。捜査、調査の結果を待ち、厳正に対処する」とコメントしている。