和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2025年06月23日(月)

「空き家活用に注力」 岩永氏に聞く、新和歌山県議

インタビューに応じる岩永淳志氏(2日、和歌山県日高町萩原で)
インタビューに応じる岩永淳志氏(2日、和歌山県日高町萩原で)
 和歌山県議日高郡選挙区補欠選の投開票から一夜明けた2日、初当選を果たした岩永淳志氏(26)=無所属=に、今後の抱負や取り組みについて聞いた。 (聞き手・伊藤大翔)

 ―選挙を終えて今の心境は。

 想像をはるかに超える、多くの方から支持を頂いた。その期待をしっかりと受け止めて、前に進んでいく。有権者の皆さんのためになることを、少しでも増やしていきたい。

 ―どのように支持を広げたのか。

 SNSの活用はもちろん、民家が数軒しかない集落にも積極的に足を運んだ。そういった姿勢が評価されたと思う。

 ―26歳は現役の県議として最年少となる。

 この10年でAI(人工知能)やユーチューブなどのSNSなど、私たちを取り巻く環境が大きく変化した。20代であることの強みを生かし、先進的な技術や時代の流れを県政に伝えるのが、私のやるべきことだと思っている。

 ―短い任期についてどう捉えているか。

 任期満了まで2年を切っており、できることは限られてくる。多くの人に会い「何に困っているのか」「何を県に伝えたいのか」といった地域課題を聞く時間を大切にしたい。

 ―地域団体代表の経験をどう生かすか。

 6年間、地域の困り事の解消に向けて活動した経験を生かし、空き家活用を精力的に頑張っていきたい。限界集落で生活している実体験を基に、人と人をつなぐ役割を果たしていく。

 ―県の将来像については。

 各地域それぞれの特色を生かし、未来を描いていくべきだと考えている。「梅が好き」「祭りが好き」といった故郷で働きたい気持ちがあっても、仕事がないなどの理由で夢を諦めてしまう。雇用の創出など、若者が地域に戻ってくることができる仕組みづくりを考えていく必要がある。

 ―有権者の皆さんに一言。

 26歳の青年を県議に押し上げてくださったこと、心から感謝している。だからこそ、皆さんから頂いた期待を裏切るわけにはいかない。今日から全身全霊で、有権者の皆さんに寄り添う政治をしていく。