敬老事業、大幅見直しへ 「祝い金」は88歳のみ、和歌山県田辺市
和歌山県田辺市は本年度から、敬老事業を大幅に見直す方針だ。「敬老祝い金」の支給対象を減らすほか、自治会などに委託している「敬老行事」についても運用を厳格化する。人口は減り続ける一方で高齢者の割合は増えており、財政面での負担が大きいことなどから、見直しを検討していた。
市の敬老事業は、「敬老祝い金」と「敬老行事」の二つある。
「敬老祝い金」はこれまで、77歳(喜寿)に5千円、88歳(米寿)に1万円、99歳(白寿)に2万円、100歳以上は3万円を支給。市職員が対象者の自宅などを訪問して手渡ししており、2024年度の対象者数は1752人だった。
本年度からは、「88歳のみ1万円」の支給に変更する方針。この見直しにより、予算額が約1千万円の減額になるという。18日開会の6月市議会に関連条例の改正案を提出する。
「敬老行事」は、70歳以上が対象。市が自治会などに委託料として1人当たり2千円を支出し、地域ごとに実施している。24年度の対象者数は1万8674人だった。
コロナ禍前は敬老会などの催しを開く地域も多かったが、現在は商品券などの記念品を配布する方法に切り替える所が増えている。24年度に催しを開いた地域は1割未満だったという。
本年度からは、運用を厳格化。商品券の配布は対象外とし、催しへの出席者数に応じて委託料を支出することとする。
市の敬老事業にかかる費用はこれまで、年間約5千万円に上っていた。市は市民アンケートを実施したほか、自治会などの関係者らでつくる「敬老事業あり方検討部会」を設置。検討部会からの答申も踏まえ、見直すことにした。
市の総人口に占める70歳以上の高齢者の割合は、45年には36・2%に達すると推計されている。
真砂充敏市長は「高齢者の皆さんへの敬意と感謝の気持ちは、これからも変わらない。限られた財源を生かし、将来に向けた持続可能なまちづくりに取り組んでいくので、ご理解をお願いしたい」と話している。
市の敬老事業は、「敬老祝い金」と「敬老行事」の二つある。
「敬老祝い金」はこれまで、77歳(喜寿)に5千円、88歳(米寿)に1万円、99歳(白寿)に2万円、100歳以上は3万円を支給。市職員が対象者の自宅などを訪問して手渡ししており、2024年度の対象者数は1752人だった。
本年度からは、「88歳のみ1万円」の支給に変更する方針。この見直しにより、予算額が約1千万円の減額になるという。18日開会の6月市議会に関連条例の改正案を提出する。
「敬老行事」は、70歳以上が対象。市が自治会などに委託料として1人当たり2千円を支出し、地域ごとに実施している。24年度の対象者数は1万8674人だった。
コロナ禍前は敬老会などの催しを開く地域も多かったが、現在は商品券などの記念品を配布する方法に切り替える所が増えている。24年度に催しを開いた地域は1割未満だったという。
本年度からは、運用を厳格化。商品券の配布は対象外とし、催しへの出席者数に応じて委託料を支出することとする。
市の敬老事業にかかる費用はこれまで、年間約5千万円に上っていた。市は市民アンケートを実施したほか、自治会などの関係者らでつくる「敬老事業あり方検討部会」を設置。検討部会からの答申も踏まえ、見直すことにした。
市の総人口に占める70歳以上の高齢者の割合は、45年には36・2%に達すると推計されている。
真砂充敏市長は「高齢者の皆さんへの敬意と感謝の気持ちは、これからも変わらない。限られた財源を生かし、将来に向けた持続可能なまちづくりに取り組んでいくので、ご理解をお願いしたい」と話している。





