和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年05月21日(火)

一足早く田植え 串本町高富

田植え機に乗って作業する白井英治さん(18日、和歌山県串本町高富で)
田植え機に乗って作業する白井英治さん(18日、和歌山県串本町高富で)
 和歌山県串本町高富、白井英治さん(86)方の水田で18日から田植えが始まった。白井さんが田植え機に乗り、妻の多津子さん(81)ら家族が苗を手渡すなどして手伝っている。

 8月末から9月にかけて台風が多くなることから、高富地区では早めに収穫できるようにと、他地区より早く田植えを始めている。地区の中でも白井さんが例年、最も早いという。

 今季は3月10日からもみを水に漬け、20日からハウスの中で苗を育てた。3月に寒い日が続いたため、苗の成長が遅かったという。

 近くで建設が進む高速道路工事の影響で、今年は水田の面積が少し狭くなり、55アールでコシヒカリ、5アールでもち米を植えている。盆前後に約3トンを収穫できる見込みだ。収穫した米の一部は町内の学校給食に使われているという。

 子どもが4人、孫が10人、ひ孫が5人いるという白井さんは「子どもや孫たちに食べてもらうのをやりがいにしている」と話している。