和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2022年01月28日(金)

”幻の奥辺路”歩こう 龍神村でウオークイベント

「奥辺路」のウオークツアーに向けて道を整備する関係者(和歌山県田辺市龍神村龍神で)
「奥辺路」のウオークツアーに向けて道を整備する関係者(和歌山県田辺市龍神村龍神で)
 和歌山県田辺市龍神村で、魅力的で活力あふれる地域づくりに取り組んでいる「龍の里づくり委員会」は5月1日、護摩壇山とその周辺で「幻の熊野古道奥辺路ウオーキング」と名付けた山道を歩くツアーを開く。このほど、関係者がルートを整備する道普請をした。

 ツアーは委員会の若手でつくる企画部会にある「イベント企画班」が提案した事業の一つ。高野山から龍神村を経て熊野本宮大社に続く修験者の山岳信仰の道を「幻の熊野古道・奥辺路」とし、ルートを地元住民に確認したり、道の整備に取り組んだりしてきた。

 企画班によると、龍神村内の奥辺路ルートは護摩壇山―龍神温泉―丹生ノ川。龍神村殿原に安倍晴明の伝説が残されていることなどから、奥辺路が修験の場であったとみられるという。

 今回のツアーは、委員会が提案しているさまざまな計画のうち、初めて実施する事業で、改元を記念して5月1日に実施する。

 未舗装の道が多いことから、ツアー開催を前に企画班のメンバーがこのほど、ルートの下見をして安全を点検したり倒木を取り除いたりして整備した。危険な箇所は迂回(うかい)路の看板を付けた。