和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2022年01月25日(火)

くちくまの熱中小学校、第3期スタート 大人が学び交流

紀州くちくまの熱中小学校の第3期の受講生(和歌山県上富田町生馬で)
紀州くちくまの熱中小学校の第3期の受講生(和歌山県上富田町生馬で)
 和歌山県上富田町生馬の元小学校分校で、大人が学び、交流する「紀州くちくまの熱中小学校」(浦聖治校長)の第3期がスタートした。3期生は67人で、このうち新規入学は29人。受講生は9月まで月1回、さまざまな分野で活躍する講師の授業を受ける。

 紀州くちくまの熱中小学校は、元の生馬小学校芦山分校を改修した校舎で2018年5月に始まった。一般社団法人「紀州くちくまの未来創造機構」が運営する。1期と2期で各60人の生徒が受講した。

 3期の入学式がこのほど行われた。初の高校生2人と高専生1人を含む新規入学者一人一人が浦校長から入学証書を受け取った。全国12カ所に展開する熱中小学校の創設に関わった元IBM常務取締役の堀田一芙さん(横浜市)も入学。授業は全6回あり、1回につき2人の講師が訪れる。

 3期の受講生の平均年齢は45・12歳。「学んだことを仕事に生かす」「人脈を広げる」などさまざまな目的がある。授業の後は懇親会もあり、講師も含めて交流を深めた。

 主催者によると、訪れた講師が紀南のファンになっている。「アウトドア部」や「音楽部」など受講生同士の課外活動も盛んで、受講生や講師が活動を会員制交流サイト(SNS)などで発信することで地域に新たな人を呼び込みたいという。