和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年07月19日(金)

那智大社礼殿の改修工事完了

礼殿の改修が完了し、竣工奉告祭が営まれた熊野那智大社(19日、和歌山県那智勝浦町で)
礼殿の改修が完了し、竣工奉告祭が営まれた熊野那智大社(19日、和歌山県那智勝浦町で)
 和歌山県那智勝浦町の世界遺産・熊野那智大社は19日、創建1700年(2017年)を記念した境内施設整備事業の一環として改修していた礼殿(拝殿)の竣工(しゅんこう)奉告祭を開いた。

 事業の管理を担当している県文化財センターによると、礼殿は1941年の建築で、雨漏りが起き、木材が腐食するなど老朽化が進んでいたことから、2017年11月から、改修や銅板屋根のふき替えなどに取り組んでいた。

 今回の改修では老朽化した部分のほか、板貼りの窓をアクリルに替えるなどして室内が明るくなったほか、本殿に臨む幣殿の扉も開けられるようにし、エアコンも導入した。

 奉告祭には関係者約20人が参列して完成を祝い、男成洋三宮司が「皆さん方や、多くの崇敬者のご協力で無事竣工ができた」と感謝した。

 整備事業では引き続き、鳥居や建物の塗装などに取り組む。