和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年09月17日(金)

クマノザクラの名木見頃 古座川町峯で八分咲き

八分咲きとなったクマノザクラ(9日、和歌山県古座川町峯で)
八分咲きとなったクマノザクラ(9日、和歌山県古座川町峯で)
 和歌山県古座川町各地の山でクマノザクラが咲いている。同町峯にある薬師堂前のクマノザクラも見頃を迎え、花見客が訪れている。

 毎日この桜を見に来ているという峯地区で暮らす柿本季子さん(83)によると、今年は2月末ごろから花を咲かせ始めたという。先週は寒い日が続いたため、開花のスピードが少し遅くなったが、9日には八分咲きになった。「12~14日ごろには満開になるのでは」と話している。

 子どもの頃からこの桜の近くで遊んでいたという柿本さんによると、峯の人たちは「薬師さんの桜」と呼んでいたという。「クマノザクラだといわれるようになってから、急に多くの人が見に来るようになった。広島県から見に来たという人もいた。たくさんの人が来てくれることはうれしい」と話していた。

 峯のクマノザクラへ向かうまでの道路は上り坂で、幅の狭い箇所が多く、車で行く際には注意が必要。駐車場は近くにある。薬師堂前のハクモクレンも見頃を迎えている。