和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年11月14日(木)

泥にまみれ農の魅力実感 古座川町で大学生が田植え体験

田植えを体験する大学生(和歌山県古座川町三尾川で)
田植えを体験する大学生(和歌山県古座川町三尾川で)
 和歌山県古座川町三尾川で20日、大学生19人が田植えを体験した。田んぼに入るのが初めての学生も多く、恐る恐る足を踏み入れ、苗を丁寧に手植え。泥だらけになりながら、農業の大切さを学んだ。

 農業を通じ、自然と共に生きる大切さを感じてもらおうと、三尾川の農業会社「あがらと」が企画。和歌山大学の地域交流・援農サークル「agrico.(アグリコ)」のメンバーらが参加した。

 体験用の田んぼは約3アール。学生は等間隔で植えられるように専用の道具を使いながら、田んぼの端から並んで苗3~5本ずつを束にして植えていった。泥に足を取られて尻もちをつきそうになったり、突然飛び出したカエルに悲鳴を上げたり。笑いや歓声を響かせ、にぎやかに作業した。

 サークルの入会体験で来た、和大観光学部1年の宮田果奈さん(18)は「大阪府出身で田植えは初めて。思ったより足が泥に沈んでびっくりした。米作りの大変さを実感し、今日から味わい方が変わると思う。稲刈りも絶対に来たい」と笑顔を見せた。

 サークル代表で、観光学部3年の畑下森洋さん(20)は「僕自身、農業体験や農家との交流を通じ、視野が広がった。多くの学生に生き方を考える機会をつくっていきたい」と話した。