和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年12月16日(月)

南高梅の着果「平年並み」 和歌山県日高、19年産の状況調査

梅の着果状況を調査する日高果樹技術者協議会の調査員(和歌山県みなべ町東吉田で)
梅の着果状況を調査する日高果樹技術者協議会の調査員(和歌山県みなべ町東吉田で)
 JAや和歌山県日高振興局などでつくる日高果樹技術者協議会は19日、みなべ町や印南町などで17、18日に実施した2019年産南高梅の着果状況調査の結果を発表した。主産地である両町の着果数は過去10年の同時期平均と比べて「平年並み」だった。

 みなべ町110園、印南町16園、御坊市6園、日高川町19園の計151園が対象。各園で平均的な木を1本選び、直径2センチの側枝2本で枝先の実の数を調べた。

 100節当たりの着果数を過去10年と比べ、120%以上を「多」、110~119%「やや多」、91~109%「並」、81~90%「やや少」、80%以下「少」として評価した。

 各地区の状況は、岩代・南部が7・1個「平年並み」▽上南部6・2個「平年並み」▽高城7・2個「やや少」▽清川9・7個「平年並み」▽印南町5・6個「少」―となっており、主産地の平均は6・7個で「平年並み」と評価。御坊市・日高川町の平均は10・5個で「やや多」だった。

 生育は前年より4日程度遅い。海岸部を中心に一部園地で、昨年の台風の潮風害による枝枯れが見られ、広域でひょう被害も見られたが、程度は小さかった。一部の園地で、かいよう病やうどんこ病、灰色かび病の発生が見られたほか、園地や木による着果のばらつきが非常に大きいという。