和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年06月02日(火)

田辺市内のコンビニと産直店の店員が発症 新型コロナ 

 和歌山県田辺市内のコンビニエンスストアに勤務する60代男性と、同市の産直店に勤務する50代女性が、新型コロナウイルスに感染したことが6日分かった。県が同日夜に発表した。

 2人は夫婦で、田辺保健所管内に住んでいる。夫はファミリーマート田辺栄町店、妻は「産直市場よってって いなり本館」に勤務し、いずれも接客もしていた。妻の病状は安定しているが、夫は重症という。

 夫は3月28日に39度の発熱と胸焼けがあり、その後も高熱や息苦しさが続き、4月5日に医療機関に入院。6日に陽性が判明した。集中治療室で酸素投与を受けているという。

 妻は3月29日に38度台の熱やせき、頭痛などがあり、5日に医療機関を受診。6日に陽性が分かり、医療機関に入院した。

 2人は3月23~25日に東京都内で娘の大学卒業式に出席し、行動を一緒にしたという。

 夫は3月29日、31日、4月2日の夜から翌朝まで、マスクを着用して勤務していた。

 妻も3月30~4月2日、4、5日の午前8時~午後1時半に勤務。3月30日~4月4日は自宅の塾で中学生3人に指導していた。店や塾ではマスクを着用していた。

 コンビニ、産直店とも現在は休業している。県は濃厚接触者を検査しているほか、来客らで症状がある人は田辺保健所(0739・26・7933)に連絡してほしいという。

 県は6日、他に和歌山市に住む30代女性の感染も確認された、と発表。県内での感染者は累計29人になった。