和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年05月21日(火)

不要なぬいぐるみ集めてます 福祉作業所運営の助けに

回収したぬいぐるみは海外諸国で再利用される(和歌山県田辺市上秋津で)
回収したぬいぐるみは海外諸国で再利用される(和歌山県田辺市上秋津で)
 古着を回収している和歌山県田辺市上秋津の高雄運輸(山方一夫社長)は、市内や周辺町の福祉作業所と協力し、不要になったぬいぐるみの回収をしている。ぬいぐるみは海外諸国で販売され、収益の一部は作業所の資金となる。同社は「ぬいぐるみを地域の福祉と海外の子どものために生かして」と呼び掛けている。

 同社は2010年に始めた古着の事業で県内の作業所と連携してきたが、ぬいぐるみ回収の周知に力を入れることにした。

 各作業所に集まったぬいぐるみは、商社を通じて海外に送られる。主に東南アジアやアフリカで商品になるという。経費などを差し引き、作業所に手数料が渡る。

 山方社長(58)は「福祉作業所の運営が厳しい中、一助になればと思う。愛着のあるぬいぐるみは処分に困るという声を聞いてきた。海外で再利用されることが、寄付の動機につながれば」と話している。

 紀南で窓口となるのは、田辺市のアルファ田辺(高雄1丁目)、ハモニティー(文里2丁目)、龍の里作業所(龍神村柳瀬)と、上富田町生馬の作業所ハッスル、みなべ町芝のすまいる、串本町古座のエコ工房四季など。

 汚れや破損のあるものは対象外。直接持ち込むほか、アルファ田辺は送付でも受け付ける。問い合わせは、高雄運輸(0739・35・0116)へ。