和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年09月18日(水)

外国人の視点で英語マップ 熊野古道「大辺路」ルート

外国人観光客向けに作った熊野古道大辺路ルートの英語版マップ
外国人観光客向けに作った熊野古道大辺路ルートの英語版マップ
 和歌山県田辺・西牟婁地方の4市町や県などでつくる「南紀エリア観光推進実行委員会」は、熊野古道大辺路ルートの英語版マップ「KUMANO KODO OHECHI」を作った。ルート案内や観光スポット紹介のほか、旅行の実用情報も掲載。熊野への外国人観光客が増加する中、大辺路ルートへのさらなる誘客を目指す。

 大辺路ルートは海沿いにある熊野古道で、田辺市から那智勝浦町まで延長は約120キロにわたる。今回のマップでは「富田坂」「仏坂」「長井坂」の計約37キロのルートについて、ポイント間の距離や所要時間、高低差などを紹介している。

 マップ作製には、田辺市熊野ツーリズムビューローが協力。ビューローのプロモーション事業部長で、カナダ出身のブラッド・トウルさんから助言を受け、外国人の視点で知りたい情報を提供できるようにした。

 気候や服装、マムシやムカデの危険性など、古道歩きをする際の注意点も掲載。浴衣の着方や入浴の仕方など旅行中に役立つ情報も盛り込んでいる。

 縦21センチ、横21センチの二つ折り。20ページで、全カラー。3千部を作った。関係する市町の観光施設で配布しているほか、外国人観光客が多く訪れる県外の施設にも置く予定。