和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年09月23日(水)

アユ解禁5月7日に延期 県の自粛要請受け日高川漁協

 和歌山県の日高川漁協は、アユ漁の早期解禁を今年も5月1日としていたが7日に延期した。県外からの訪問の受け入れを自粛するよう県からの要請があったことを受け、23日に理事による会議で決めた。

 同漁協によると、例年通りアユ漁の早期解禁日を5月1日として準備を進めていた。しかし、県から要請があったことや、緊急事態宣言が出ている中での解禁は地域住民の不安をあおることもあるなどとして、延期を決めた。

 緊急事態宣言の期間が延びた場合は、解禁日の再度の変更はせずに、自粛の措置の趣旨を順守した中で釣りをしてもらう方針。その場合、遊漁券の販売所とおとりアユの販売所は、営業を自粛するところもあるので、事前に問い合わせるように呼び掛けている。組合員や遊漁者に対しては、手洗いをする▽可能な範囲でマスクを着用する▽できるだけ人との接触を避けて、短時間で遊漁券やおとりアユの購買をする▽体調不良がある場合は釣りを自粛して適切に受診する―などの対応を取るように呼び掛けている。

 日高川漁協によると、今年は日高川河口から川を上るアユの天然遡上(そじょう)が順調で23日現在で280万匹を確認している。早期解禁に向けて椿山ダム下流に人工産のアユを放流。また、ダム上流には、人工産のアユと天然遡上のアユを放流した。

 遊漁券の年券の料金は1万4300円(税込み)で、一般解禁は5月20日からで同1万1千円(同)。日券は3300円(同)。

 組合では、遊漁券申込み専用アドレス(hidagyo@zb.ztv.ne.jp)を設けている。写真と住所、氏名、年齢をメールで申し込むと購入できる。

 河川の状態や釣果情報のテレホンサービス(0738・52・0339)がある。組合への問い合わせは0738・52・0224へ。