和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2022年05月19日(木)

苦境の店に元気を 「未来のチケット」で応援

みらいチケットの見本を手にし、PRする実行委の澁谷天外代表
みらいチケットの見本を手にし、PRする実行委の澁谷天外代表
 新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、客足が遠のいている飲食店や宿泊施設を応援しようと、ボランティア団体が「紀州みらいチケット」を作った。2千円と5千円の2種類で、新型コロナ問題が収束後に店を訪れる時のために料金を先払いする仕組み。11日から参加店で販売する。


 ボランティア団体「げんき注入!実行委員会」(澁谷天外代表)=事務局・和歌山県田辺市高雄3丁目=が、広島県内での同様の取り組みにヒントを得て企画した。

 「みらいチケット」は、売り上げが激減した店側にとって、当座の運営資金を得る手段になる。一方、常連客も店を応援しやすくなるという。各店の個別でなく、実行委として取り組むことでPR効果が高まり、新規客の獲得につながるとの期待もある。

 チケットは名刺サイズで、実行委が印刷して参加店に無料で配布する。それぞれの店がチケットの裏に店の印を押すなどして発行し、利用客に料金と引き換えに手渡す。

 使用は1人1回につき1枚。使用開始期日は各店舗で異なる。参加店は「みらいチケット」のホームページ(HP)で紹介している。

 澁谷代表(65)は「飲食店や宿泊施設は非常に厳しい状況。コロナ収束後に行きつけの店でみんなで楽しむためにも、今支援が必要だ。店側も顧客とのつながりを深める機会にしてもらいたい」と呼び掛けている。

 参加を希望する店舗や購入の問い合わせなどは、げんき注入!実行委員会(0739・34・2705)へ。