和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年05月30日(土)

氷川きよし、黄金の蝶になる ペンネーム「kii」で作詩にも初挑戦

氷川きよしが蝶と化した初のポップスアルバム『Papillon』新ビジュアル
氷川きよしが蝶と化した初のポップスアルバム『Papillon』新ビジュアル
 歌手・氷川きよしのキャリア20年で初となるポップスアルバム『Papillon(パピヨン) -ボヘミアン・ラプソディ-』(6月9日発売)の収録内容詳細と蝶をイメージした新ビジュアルが公開された。自身初作詩曲をはじめ新録11曲を含む全14曲が収められる。

【写真】氷川きよしが“目線”でメッセージ 初回限定盤ジャケット写真

 新曲は、氷川自身が「kii」のペンネームで作詩に初挑戦し、プライベートでも親交があるシンガー・ソングライター上田正樹が作曲を手がけたR&Bナンバー「Never give up」をはじめ、いきものがかりの水野良樹からの初提供曲「おもひぞら」など。昨年末の『NHK紅白歌合戦』や『日本レコード大賞』などでも歌唱した「限界突破×サバイバー」、GReeeeN提供曲「碧し」の既発曲や、湯川れい子氏訳詞によるクイーンのカバー曲「ボヘミアン・ラプソディ」を含む14曲が収められる。

 氷川は「命の尊さ」をテーマにした今作について「人間にとって何が大事かということを考えさせてもらえる作品をいっぱい集めました。今まさに、生きるということ、命の尊さをあらためてこのアルバムで、私の歌で、伝えていけたらと思っています」と使命感をにじませる。

 初のポップスアルバムをリリースすることについては「令和という時代に変わって2年目の2020年。演歌を20年歌って、いろいろな経験をさせていただいて、そこからまた、次のステップに行くため、自分の中でのスタートを切るアルバムになりました」とコメントしている。

 キービジュアルと通常盤のジャケットは、表題曲で「Papillon」(=蝶)にちなみ、蝶が舞うような衣装で撮影。さなぎをイメージしたレース柄のボディスーツに、特殊な金のメタリックオーガンジー素材を使ったローブをまとったアーティステックなビジュアルが完成した。また、初回完全限定スペシャル盤は初の17センチ紙ジャケット。黒のレース地にプリーツの入った衣装で、目線にメッセージを込めた。

 初回限定盤には新曲4曲を含め、計5曲のミュージックビデオ(MV)を収録。「Papillon」のMVは、さなぎから蝶になって羽ばたく姿を風とセットを利用して壮大に撮影した。「不思議の国」では『不思議の国のアリス』の世界観を演出し、氷川が王子とアリスの2役で「行き来している世界」を表現。「キニシナイ」「おもひぞら」の2曲は、既に公開されている「確信」と同様、スマートフォンで撮影で挑み、いずれも氷川がディレクションした「directed by HK」作品となっている。

■氷川きよしコメント
人間にとって何が大事かということを考えさせてもらえる作品をいっぱい集めました。今まさに、”生きる ということ、命の尊さをあらためてこのアルバムで、私の歌で、伝えていけたらと思っています。『ボヘミアン・ラプソディ』 日本語訳詩を除く 13 曲がオリジナル。その内、書き下ろし10曲。全14曲を収録した、氷川きよしとして初のオリジナルポップスアルバムです。
「令和」という時代に変わって2年目の2020年。
演歌を20年歌って、いろいろな経験をさせていただいて、そこからまた、次のステップに行くため、自分の中でのスタートを切るアルバムになりました。

■氷川きよし本人による全曲解説「愛する人のために生きる」

1「Papillon」
一番、何よりも大事なのは“命”ということがテーマで、今回のアルバムの表題曲となりました。まさしく、自分自身のことを歌っているような思いです。さなぎが蝶に変化していくように、人間として輝くというステップですかね。様々なこの社会の中で、“自分らしく生きる”ということを伝えたい。愛する人のために生きるという思いがすごく表現されている作品です。

2「不思議の国」
この作品は、MVでもドレスで氷川きよし風アリスを表現したり、王子様のような衣装でマッドハッターに変わったり、行き来している世界を表現したんですけど、それこそ「不思議の国」だなという世界観を持っている曲で、ロックの安心感のあるサウンドが、すごく耳に心地いい一曲です。

3「キニシナイ」
今、インターネットとかで、いろんな情報が飛び交っていて、フェイクニュース、噂、中傷もあり、信じて行動してしまう人もいる。本来のSNSというのは正しい情報を送るものなのに。そういう世界に対して、自分から歌で発信したいなと思って出来上がった作品です。「目を見て話そうよ」と言うことをEDMのサウンドにのせて、この令和の時代に向けて発信するEDMのサウンドです。

4「確信」
自分自身が確信したことを表現した作品で、42年生きてきて、確かにこの歌詞の通りだなと思うことばかり。明日が来なかったり、今日が最後だとしたらやっぱり悔やまぬように自分の思ったことをしっかりやるってことが大切だと思います。周りの目とか、周りからどう思われるということよりも、自分らしく人生を生きるということを表現したロックです。

5「限界突破×サバイバー」
これはまさしく、自分がこうありたいという氷川きよし像を体現させてもらったような曲で、本当に『ドラゴンボール超(スーパー)』と悟空に感謝しています。自分が幼少期にやりたかった、表現したかった一曲だったんだなということを感じます。

6「青い鳥」
去年の中ごろに作家の先生が「青い鳥」というテーマで作ってくださったんです。本当に偶然なんですが、自分が一緒に生活していたミーちゃんというオキナインコの青い鳥がいたんですけど、同じころにいなくなってしまって、自分がこういうストーリーで作ってほしいとお願いしたわけではなかったのにこの作品が来たんです。
たまたまこのアルバムの発売月でミーちゃんがいなくなってちょうど1年経つので、今回収録させていただきました。ミーちゃんに対しての思いがリアルな表現になった一曲で、いなくなってしまってすごく辛いんですけど、心の中ではずっと”青い鳥”ミーちゃんが生きていると思っています。

7「Love song」
愛する1人の人に対しての思いを歌った作品です。好きな人がいて、ありのままの自分を愛してくれる、その人のために捧げる主人公の思いを表現した一曲。氷川きよしの最極のバラード作品が出来上がりました。

8「This is love」
これは、男性の包容力とか、女性が男性にかけてもらいたい言葉がすごく表現された作品で、優しく全てを包み込んでくれるような男性の心を低音で歌って表現した1曲です。

9「碧し」
「2月2日」の歌詞からはじまるGReeeeNが書いてくれた『NHKラジオ深夜便』のテーマソングになった曲です。自分自身のそのまま素直な気持ちを歌っている作品です。

10「おもひぞら」
故郷から18歳の時に上京して、その時の両親の思いと自分自身の思いを表現してくれているような作品です。いきものがかりの水野さんが、今回、はじめて作品を提供してくださって、本当に氷川きよしのことを見ながら、中身を、心の中を悟られているような感覚で、歌わせていただいています。

11「Never give up」
プライベートでも親交のある上田正樹さんに作曲をお願いし、私自身がはじめて、発売する作品に詩を書かせて頂きました。小さい時の思いとか、今現在の思いとか、そういったものを表現しています。自分自身、何度も大きな波があったり、葛藤があったり、苦しんだり悲しんだりして、でも“諦めない”という気持ちでこの芸能の世界でやってきました。幼少期の頃の“遠いあの日”から始まる、氷川きよしの思いをストレートに素人ながら一生懸命に書かせて頂きました。R&Bなんですよ。

12「Going my way」
昭和のポップスの一番いい時、そんなテイストのサウンドがすごく耳に心地よくて、歌っていても大変爽快感がある1曲。まさしくこの歌詞の中の思いは、自分と重なるものです。

13「笑っていこうぜ!」
どんなことがあっても、笑っていかないといけないなと思いますし、やっぱり人生には日々、苦悩が多くあると思うんですけど、その中でも少しでも笑って、ポジティブにいかなきゃいけないなって思います。人の明るさ、皆さんで盛り上がるような感じでそんな思いを込めました。

14「ボヘミアン・ラプソディ」
フレディ・マーキュリー作詩の作品でありますけど、フレディのスターである立場と、人間フレディの苦悩。そのフレディの思いがすごく伝わっている作品で、45歳という若さで亡くなったフレディの魂を心で感じながら、日本の方に日本語で、魂で歌わせていただきたいと思いますし、あれだけの大きな作品を日本語で詞を書いてくださった湯川れい子先生に感謝しております。

MV「Papillon」
DVDの曲を選ぶにあたって、「パピヨン」の映像がぱっと頭の中に出てきました。根本、何よりも大切なのはこの儚い命で、いろんなハンディを背負っていたり、自ら命を絶つ人もいるけれども、なんとか生き抜いてほしい。変化していくこの時代と、変化していく私自身の思いを表現しましたので、そんな映像をご覧いただきたいと思います。

MV「不思議の国」
タキシードやドレスを着て、ブルーのウイッグを付けて、メイクもして、ちょっとアーティスティックな感じで曲の世界観を表現してみました。

MV「キニシナイ」
本当に今はネット社会なんですけど、いろんな言葉が飛び交う中で、やっぱり本来は、直接会って外出を控える現在の状況で言いますと、電話で声を聴きながらしゃべったりすることが、大事なことじゃないかなということを歌わせていただきました。思い切り楽しんで動きまくって撮影しました。部屋の中で皆さんも踊りまくって、動きまくって、フリースタイルで楽しんでいただきたいので、ぜひ、ご覧ください。

MV「確信」
これは昨年、マネージャーにスマホで撮ってもらって、その映像を専門の方に編集してもらって出来上がった作品です。1つのシチュエーションだけで撮りまして、去年の自分がそこに表現されていて、シンプルに歌詞の世界を伝えた映像となっています。

MV「おもいぞら」
主人公の想いをシンプルに表現した映像になっております。シンプルにしたほうが伝わるような気がして、作らせていただいた作品です。


     

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