和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年08月18日(日)

川添茶の収穫始まる 白浜町市鹿野

丁寧に茶の新芽を摘み取る農家(27日、和歌山県白浜町市鹿野で)
丁寧に茶の新芽を摘み取る農家(27日、和歌山県白浜町市鹿野で)
 和歌山県白浜町市鹿野で27日、特産「川添茶」の茶摘みが始まった。昨年より1週間、例年より3日遅いという。一番茶は5月上旬まで、二番茶は6月中旬から下旬にかけて収穫される。

 57アールの畑で栽培している清水哲治さん(71)は、朝早くから手摘みと機械摘みの作業をした。清水さんは「霜の被害もなく、まずまずの出来栄え」と話した。

 同地区は雨が多く朝霧が立ち込める地形で、良質な茶葉の栽培に適している。現在、8戸の農家が「やぶきた」という品種を中心に計4ヘクタールで栽培している。昨年の収穫は生葉で12トンあった。今年は雨不足や4月の冷え込みなどで生育は遅れたが、昨年と同程度の収量が見込まれている。

 摘んだ茶は地区内にあるJA紀南の製茶工場で加工され、静岡県の市場などへ荒茶として出荷されたり、地元で上級煎茶として販売されたりする。JA紀南では5月下旬ごろから新茶の販売を予定している。