和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年09月19日(土)

題して「梅チューブ」 休館中の梅干館が動画配信

スタッフの男性コンビが、梅干し作りのポイントについて紹介する
スタッフの男性コンビが、梅干し作りのポイントについて紹介する
梅ジュースの作り方など、子どもにも楽しめる動画もある
梅ジュースの作り方など、子どもにも楽しめる動画もある
 新型コロナウイルス感染拡大防止のため休館している、梅干しの工場見学施設と売店がある「紀州梅干館」(和歌山県みなべ町山内)が、動画「紀州梅干館チャンネル 梅Tube(チューブ)」の配信を始めた。梅に親しんでもらいたいとスタッフが企画し、連日梅干しの情報について発信している。

 紀州梅干館は梅加工業「梅翁園」が運営している。新型コロナ感染拡大により、3月の売り上げが前年の4分の1に落ち込むなど影響を受けた。見学や体験教室も実施しているため、県外からの大型バスでの観光客など不特定多数が出入りすることなどから、4月3日から施設を臨時休館している。

 休館中の業務減少を利用し、営業第一部係長の中西秀孝さん(44)が動画制作を企画。動画制作は初心者だったがネットで学び、人前でのトークが得意な男性スタッフ2人をコンビとし、メインに据えた。字幕や効果音などで、分かりやすく親しめる動画に工夫している。

 5月9日から配信を始めており、1日1本ペースで公開している。「日本一の梅の郷で梅干し作りのQ&A」前編では、梅干しを作る際のポイントを質問形式にして解説。どんな梅を選べばよいのかや、梅を漬ける前にあく抜きは必要かどうかなどについて解説している。塩カビなどについてアドバイスする後編もある。

 「キッチンクッキング」編では、梅干しを使ったアイデア料理を紹介。ツナ缶と梅干しを使ったツナマヨネーズ、冷凍食品のチャーハンにカリカリ梅を加えた料理などをスタッフが調理し、コンビが試食して感想を述べる様子をまとめた。

 他にも、コンビが施設内の見学コースを紹介したり、施設で企画している梅ジュース作りを紹介したりしている。

 中西さんは「休業をきっかけに、梅の魅力を発信するコンテンツを作れないかと考えた。子どもたちが楽しめるものも増やしていきたい。社外の人ともコラボレーションしながら、梅の町であるみなべ町を発信できるようなチャンネルにしていきたい」と話している。

 動画は5月末までは1日1作品ペースで配信し続ける。施設の営業再開後もチャンネルは継続する予定。