和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年08月23日(金)

新時代に希望込め揮毫 熊野本宮大社

新元号を揮毫する九鬼家隆宮司(1日、和歌山県田辺市本宮町で)
新元号を揮毫する九鬼家隆宮司(1日、和歌山県田辺市本宮町で)
 和歌山県田辺市本宮町の世界遺産・熊野本宮大社で1日、九鬼家隆宮司(62)が新時代への希望を込め、大筆で新元号「令和」を揮毫(きごう)した。

 熊野本宮大社では毎年12月、宮司が翌年への願いを込めた漢字一文字を大筆で揮毫しているが、改元に際しても特別に揮毫することにした。

 多くの参拝者が見守る中、白装束に荒縄のたすき姿の九鬼宮司が登場。本殿前に広げられた縦2・9メートル、横2・1メートルの布に向かい、長さ1・3メートルの筆を力強く振るって一気に「令和」と書き上げると、大きな拍手が起こった。

 九鬼宮司は「令和には和歌山の『和』があり、田辺やみなべで栽培が盛んな梅にもゆかりがある。和歌山を大きく後押しいただけるような元号だと思う。平和で穏やかで、素晴らしい時代であってほしい」と話した。