和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年07月13日(月)

発熱は感染者の85% 和歌山県、新型コロナで専門家会議

 新型コロナウイルス感染症について、和歌山県内の医療関係者と情報を共有し、今後の対策に生かそうと、県は4日、和歌山市のホテルで「県健康危機管理専門家会議」を開いた。県内の感染者は63人で、このうち54人に発熱、40人に肺炎の症状があったことなどが報告された。

 医師会や病院協会、感染症指定医療機関などの医療関係者が出席。県保健福祉部の野尻孝子技監は、3日に県内の入院患者がゼロになったことを報告し「ご協力のおかげ。早期発見、早期介入に力を入れ、入院医療体制についても病床数を確保できた。こういった対策を引き続き実施しながら、感染拡大防止に努めたい」と話し、県内の発生状況などについて説明した。

 感染者63人の年齢は0~102歳で、60歳以上が約3割の18人、20歳未満が約1割の6人。無症状が4人で、59人には何らかの症状があった。

 最も多かった症状は発熱で54人(85・7%)。次いで肺炎40人(63・5%)、せき38人(60・3%)、倦怠(けんたい)感29人(46・0%)、頭痛17人(27・0%)、いん頭痛16人(25・4%)などだった。特徴的な症状とされた味覚異常は12人(19・0%)、嗅覚異常は9人(14・3%)だった。

 死亡者3人を除く60人の入院期間については、最短で5日間、最長で56日間、最も多かったのは17日間だった。

 会議ではこの後、県内の症例の治療経過の説明などもあった。